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Ver.1.0
絶景の成り立ち
1500万年前、久慈山地は海底火山として誕生しました
A.日本列島の誕生と久慈山地
地図+年表+映像をリンクさせ、
視覚的に分かりやすくまとめました。
B.奥久慈男体山の誕生
この断崖絶壁は、どのようにしてできたんだろう?
ゴツゴツした礫を含む岩は、何だろう?
ずっと気になっていたことを、
色々な資料を調べて、わかりやすくまとめてみました。
(研究者によって見解が違うところもあり、今回はあえて曖昧にしている部分もあります。今後、さらに内容をブラッシュアップします。お気づきの点、ご教授いただけたら幸いです)
1680万年前(または1500万年前ごろ)海底から噴火し、男体山の元となる山ができました。
東西が狭まるように移動すると同時に、中央の久慈山地は傾きながら隆起。
上の図は『男体山火山の地質断面図 笠井勝美 2008』『大子・山形地域の生い立ち 大子町史編纂委員会編 1988』その他の情報を組み合わせて作成しましたました。男体山の写真と見比べると興味深いものがあります。
火山角礫岩かざん かくれきがん
海底に噴出した溶岩が水で急冷破砕された後、再び固まった岩。
溶岩流/火口から噴出した溶岩が、そのまま冷え固まったもの。
火山岩頸 かざん がんけい/火山の火道を埋めていた溶岩がそのまま冷え固まった後、周囲が侵食されて溶岩部が現れた地形。
奥久慈男体山 654m
おかめ山
参考文献/『男体山火山の地質断面図 笠井勝美 2008』
『大子・山形地域の生い立ち 大子町史編纂委員会編 1988』
『阿武隈・八溝・久慈山地の形成 田切美智雄 2019』
『茨城県の地質 田切美智雄』、その他
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